身体における水分の役割

●人体の半分以上は水分
人体を構成する物質のうち、水分が占める割合は年齢、性別によって違い、乳児80%、成人男性60%、成人女性55%となっています。
●体温を調整する
体内にある水分が気温の変化に関係なく汗や尿より排泄され、その結果、体温は常に一定に保たれています。
●代謝の進行役
栄養素の運搬や代謝はすべて水を介して行われており、遠く離れた各組織間の連絡や老廃物の運搬や誘導の役割を果たします。
●物が見え、音が聞こえる
水晶体に含まれる水の屈折がレンズの働きをしてものを見ることができ、耳の中のリンパ液の震動が音を伝えるため、音が聞こえるのです。
●体細胞の浸透圧を一定に保つ
身体を構成する細胞はすべて水溶液に浸っており、水分が内外それぞれの浸透圧を一定に保っている。

■身体の中での水分の役割
人体の構成成分で一番多いのが水分です。成人で60%前後を占めており、40%は細胞液で、残り15%が組織液、5%は血しょう中に含まれています。人体の水分の約10%を失うと生命の危険が高くなり、20%を超えると死に至るとされています。
食べ物を口にしなくても水分さえ補給していれば数日で命を失うことさえいわれるほどの生命の源なのです。
■身体の中での水のリサイクル
水の補給源はほとんどが飲料水や食べ物ですが、体内での栄養素の燃焼によって生じる代謝水もあります。通常成人の場合で1日に飲料水から800~1300mlの水を摂取する。一方排出は、尿で1000~1500ml、皮膚からの汗や不感蒸泄する量が900ml、便で100mlくらいです。水分調節は主に肝臓で行われ、1日180mlの血しょうがろ過され、不要な水分は尿として排出されます。また、腎臓に支障をきたしろ過作用が十分に行われなくなると、むくみが生じるのはこうした理由からです。
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